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フルートを大人から始めたい方へ。超初心者向けガイド

フルート超初心者ガイドのアイキャッチ フルート

大人になってから「フルートを始めてみたい」と思う方は意外に多いものです。

私自身も30歳からフルートを始め、途中でブランクを挟みつつも続けてきました。

ここでは、これからフルートを学びたい方に向けて、楽器選びや練習の始め方、そして初心者におすすめの教本について簡単にご紹介します。

細かいところは、これからの記事で随時紹介していきますね。

<これを読んでわかること>
・フルート本体の買い方について
・教則本について
・レッスンを受けることのメリット


1. フルートを始める前に知っておきたいこと

外でフルートを吹く女性

フルートは見た目も音色も美しく、憧れを持つ方が多い楽器です。

しかし、最初は音を出すだけでも少しコツが必要です。

息をコントロールしながら音を安定させるまで、焦らずじっくりと練習することが大切です。


2. フルートの選び方

初心者向けフルート

初心者の方は「全て洋銀」もしくは「頭部管銀製」から始めるのがおすすめです。

写真のものは、私が初めて購入した「全て洋銀」のヤマハフルートです。

洋銀とは、銀の純度が非常に低く軽量で楽器そのものの重量も抑えられます。
「頭部管銀製」とは、頭部管(吹き口部分)が銀製(だいたいがAg925)で、上位モデルの響きに近づけられるようにしています。

総銀フルートや管体銀製フルートと呼ばれるシリーズはありますがどうでしょう?

楽器店の人
楽器店の人

銀の純度が高いと高額だし、初心者さんでは
音が出ないかも。

銀の純度や使う量が多ければ、重量が出て、初心者の方では正しい姿勢で吹くのが難しいです。

同時に、金額も高額になるので、続けられるかどうかでもったいないことにもなりかねません。

すべて銀製のフルートに比べると、洋銀製や頭部管のみ銀製のものは価格が抑えられつつ、音色の響きもよく成長に合わせて長く使うことができます。

現在(2025年9月13日時点)、物価高騰に伴って初心者向けモデルでも各メーカーが値上げを続けています。(ヤマハが初心者向けモデルの値上げを守っているものの、どこまで続くかは不明です。
購入時に先生や楽器店の方と相談の上で購入しましょう。

ネット上の個人間売買サイトは安全?

パソコンで楽器探しをする女性

最近は、個人間で楽器類を売買するサイトがありますよね?

手軽に買える値段に設定している人がいて、届いてみてよかったという方はいます。

しかし、「よかったと思える取引」に出会えるのは最近はわずかで、取引トラブルが多く出ています。

わたし
わたし

私も一回酷い目にあったよ

トラブルに巻き込まれないためにも、なるべくネット上の売買サイトで中古品の楽器を購入はおすすめしません。

なぜいけないのかは、あらためて紹介してきますね。

3. 教則本の選び方

フルート教本

初心者にとって、どの教本で学ぶかはとても重要です。

代表的なものに アルテ教則本トレヴァー・ワイの教本 があります。

  • アルテ教則本(フルート教則本 第1巻)
     ドイツで長く使われている伝統的な教本。
    音階・タンギング・基礎的なテクニックが網羅されており、体系的に学びたい人に適しています。
    ただし分量が多く、初心者にとっては少しハードルが高いこともあります。
  • トレヴァー・ワイ(初級編など)
     呼吸法や音の響かせ方、ビブラートへの導入など、「きれいな音を出す」ことに焦点をあてた内容。
    初心者でも取り組みやすく、現代的で実践的なアプローチが魅力です。

多くの先生は、アルテだけにこだわらず、トレヴァー・ワイなどと併用する指導するケースがあります。

先生
先生

ある程度上達すると、エチュードも取り入れますね。


特に最初の頃は「きれいな音を出す練習」に重点を置くのがおすすめです。

「きれいな音を出す」には、口の形(アパチュア)の基礎ができていないと理想の音はでません。

アルテとトレヴァー・ワイは、昔からフルートを習うのに定番の教本といってもいいものです。

まれに有名教本を使わない教室はあります。

アルテとトレヴァー・ワイは有名な教本です。

しかし、大手楽器店が運営している教室の場合、独自メソッドを採用している場合があります。

そのために、アルテやトレヴァー・ワイを使わないとなります。

独自教本は、2教本のいいところを取り入れながらも、長年の指導歴から作られている教本です。

不安になるかもしれません。

しかし、確実にいくかは個人差はあるとしても、上達はそれほどアルテとトレヴァー・ワイとはかわりません。


4. レッスンを受けるメリット

先生が伴奏を弾いてのフルートレッスン

フルートを含め、楽器演奏は独学でもある程度は進められます。

わたし
わたし

ここでは、フルートの話ね

しかし、正しいフォームや演奏法ではなく、独自の癖がついて将来演奏に問題がでるかもしれないのです。

よしこさん
よしこさん

え!そうなの!

わたし
わたし

そうなのよ。間違えて覚えると難しい曲は
だめだね。

よしこさん
よしこさん

簡単かと思っていたよ。

フルートは「三点支点」と基本のフォームがあって、これができていないと長時間の演奏ができないです。

そのほかにたくさん学ぶべき点はあります。

最初に正しいフォームや呼吸法を学んでおくと、その後の上達が大きく変わります。

特に音の出し方や持ち方は自己流だとクセがつきやすいので、レッスンを受けるのは大きなメリットになります。


5. 最後に

フルートを練習する女性

フルートは大人からでも十分に楽しめる楽器です。

少しずつ音が安定してきたときの喜びは格別です。焦らず、自分のペースで続けていきましょう。

今回は大雑把に紹介したところは、順番に細かく紹介するので、お楽しみに!

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